カウンセラーの資格教えます!

臨床心理士の資格②

さあ、再び臨床心理士の資格についてです!
前回の記事で、この資格がカウンセラーとしてとっても基本的でとっても重要だってことが分かりました。
カウンセラーを目指して資格取得を考えている人には、ぜひこの資格を狙ってみてほしいですね。
ってわけで、今回はこの資格の取得方法についてです。

●資格取得に関して

認定・・・日本臨床心理士資格認定協会

受験資格・・・
 この資格の受験制度はどうやら今でも過渡期のようです。
 ここ数年の間でもかなり変化していて、以前までは「4年制大学で心理学科・隣接学科を修業していて、かつ心理臨床経験が5年以上あること」とされていた受験資格も大きく見直されました。
 新しく制定された受験資格は次のとおりです。
 ①臨床心理士の養成に指定された大学院・専攻を修了していて、必要要件を満たしている者。・・・これに関しては、修了年度によって受験資格が若干異なってきます。受験要綱は必ず当該年度のものを参照しましょう。
 ②心理学を専攻している博士課程の前期、もしくは修士課程を修了したあと心理臨床を1年以上経験している者。
 ③心理学隣接諸科学を専攻している博士課程の前期、もしくは修士課程を修了したあと心理臨床を2年以上経験している者。
 ④外国で、上の②か③のどれかと同等もしくは同等以上の教育歴、及び心理臨床を2年以上経験している者。
 ⑤医師免許を収得しており、取得してから心理臨床を2年以上経験している者。
 ⑥心理学、もしくは心理学隣接諸科学を専攻していて、卒業してから心理臨床を5年以上経験している者。

受験資格の種類が多いってことは、このカウンセラーになる道が複数あるってことなんですよね。
カウンセラーの資格をとるってことは、なんだかものっすごく大変なことみたいに聞こえるけど(もちろん、一筋縄ではいかないのがカウンセラーの資格なんだろうけど)、でも選択肢はいくつでもあるんですよ。
年々、受験資格を見直されて、これだけ幅が広げられてるってことは、それだけカウンセラーが必要されてるってことでもありますしね。

臨床心理士の資格①

「臨床心理士」は日本臨床心理士資格認定協会に認定されている資格ですが、それだけでなく、協会そのものが文部科学省に認可されている、とっても権威のある資格です。
そのためか、この資格は心理カウンセラーの資格の中でも特に人気があって、それだけに専門性の高い資格なのです。
この資格を取得すると、カウンセラーとしての役割を幅広く活用することができます。
分野の例をあげると、教育、医療、福祉はもちろんのこと、産業や司法にまで。
他に、スクールカウンセラーになるには必須の資格でもあります。

臨床心理士がカウンセラーとしてもっとも専門的だといわれる理由は、学問としての心理学に深く基づいていることが挙げられます。
このカウンセラーが行うことは心の問題を治療することを目的としています。
つまり、カウンセラーとはいえ医者に近い役割を担っており、そのため、専門技術者ともいえる重要なカウンセラーなのです。

臨床心理士の主な仕事・役割は以下のとおり。

①アセスメント(臨床心理査定)
クライアントと相談して、状況把握や心理検査からもっとも適切な援助の方法を検討。

②カウンセリング
アセスメントの結果をみて、適切と思われる心理療法の実施を試みる。
心理療法の種類は、行動療法、クライアント中心療法、精神分析療法・・・など。
方法はカウンセラーが一方的に決定するのではなく、クライアントと共に目標を立てて行います。

③コンサルテーション(地域援助)
療法のひとつで、クライアントの周囲の援助が必要な場合、その人たちに援助を呼び掛けて生活環境の改善などに取り組みます。

④調査研究活動
上記のような援助を行うために必要な手法・技術・知識の調査研究。

・・・以上のように、臨床心理士の資格はカウンセラーとしての基本的な資格なんですね。
このカウンセラーがどういったものなのか、資格取得の説明の前に、カウンセラーの説明だけで長くなっちゃったんですが、おかげでとっても重要な資格なんだってことが私も再認識できました。
肝心の資格取得にかんしては、次回に。